天然の芝と人工芝の違い

【教えて】天然の芝と人工芝はどう違うの?

Q.子供が庭で遊ぶ年になったので、怪我を少なくするためにも芝を敷こうと決めました。ですが、天然の芝と人工芝、どちらを敷こうかで迷っています。天然の芝と人工芝、どこがどう違うのか教えてもらいたいです。

A.はい、お答えしますね!天然の芝と人工芝の違いは、一言で言えば「本物の植物であるか人工的に作られたものであるか」にあります。天然の芝は文字の通り、天然、つまり本物の植物で、人工芝は人が作り出したものというわけです。

天然の芝は植物なので、夏は温度を低くするのに一役買ってくれますし、クッション代わりにもなるので走ることでかかる体の負担を減らすこともできます。また光合成をするので、規模の大きな話になりますが、地球温暖化の緩和にも役立ちます。それに、多少むしられたとしても再生してくれますね。でも、きちんと手入れをしなければ伸びますし、陽が届かないところでは育たないというデメリットもあります。

対して人工芝は、本物の植物は使われていません。人工のもので作られているので、天然の芝に比べると若干手触りはよくないですが、天然の芝が育つことのできない屋根がある場所にも敷けるというメリットがあります。放置したからといって荒れる心配がないので、お手軽に綺麗を保てるのも魅力ですね。とはいえ、消耗したらやはり張替えなどは必要になってしまいます。

と、どちらにもメリット、デメリットはあります。が、お子さんがいる家のお庭に敷くとしたら、お手入れいらずな人工芝の方がおすすめです。…と書きましたが、人工芝の施工を強制するわけではありません。違いをよく理解して、あなたのご家庭に合った芝を敷いてもらえればと思います。